１．対象者
第１学年 ３名 第２学年 ２１名
２．訪問研究室
● 石原 達己（いしはら たつみ）研究室 １４：００～１５：１５
《 研究内容紹介 》
工学研究院応用科学部門 機能物性化学
統合新領域学府オートモーティブサイエンス専攻 先端材料科学
カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所（I2CNER）水素製造研究部門
未来化学創造センター 未来環境・エネルギー化学部門
《 ラボツアー 》
● 安達 千波矢（あだち ちはや）研究室 １５：３０～１７：００
《 研究内容紹介 》
最先端有機光エレクトロニクス研究センター
カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所（I2CNER）水素製造研究部門
未来化学創造センター 未来環境・エネルギー化学部門
《 有機ＥＬデモンストレーション 》
《 ラボツアー 》
３．研究室見学を終えて
・ 九州大学が伊都キャンパスに移転し、水素エネルギーの研究に力を注いでいるというお話は知っていましたが、今回の見学でその最先端の設備を用いた研究の様子を肌で感じることができました。特にI2CNERの設備は日頃なかなか見ることの出来ない施設を見学させていただきました。石原先生の研究室においては光触媒、機能性セラミックスなど新たな形態のエネルギーを研究されており、それを企業と連携しながら日本から世界へ発信し続けている最先端の現場を目の当たりにすることができ、貴重な体験となりました。
安達先生の研究室においては、先生自ら高校生向けのミニ講義をしていただきました。今後解決していかねばならないエネルギー問題、生活を豊かにし世界中の人々とつながることの出来るディスプレイの開発など興味を持つことの出来る内容が満載でした。そのお話の中で「サイエンス≒ファッション」（人と違うものを開拓していく点）「本を年間５００冊読むべし」「英語が出来ないと今後進んでいく道が狭くなる」「研究で一番大切なものは『議論』である。」（研究棟にカフェを招致されたそうです）「人との出会いを大切に」「嫌なことをなくす」（嫌いだと言っても前に進まない）「第６感を大切に！」「ダブルパワー」（得意分野は２つ以上あると強い！）このようなメッセージを頂き、生徒は改めて九州大学に進学したいという気持ちを確認し、今後も勉学に励んでくれるものと信じています。 【引率教員】
・ 数億円もする機械がたくさんあるが、研究内容は数ナノメートルの世界であるなど驚きの連続でした。研究施設内の公用語が英語と聞いたときは厳しい環境だと感じましたが、研究員の方が仕事をし始めてから英語がより出来るようになったとおっしゃっていたので、自分も今からがんばって話せるようになりたいです。【２年理系男子】
・ 研究内容、施設設備がすべて最先端のものですばらしい大学がここにあるのだと思いました。見学する前から九州大学に興味を持っていて入りたいと思っていましたが、この研究室見学を通して、心から入学したい、絶対入る、と思いました。まず、英語をがんばります。【２年理系女子】
・ 九州大学の研究室の雰囲気を味わうことができました。「Nature」に掲載されるほどの研究成果がこの九州大学から出ているということに驚きました。「高い志のある人がいる」→「研究成果が出る」→「資金で高性能の機械を購入できる」という良い循環で九州大学が世界に名を残しているのだと感じることが出来ました。教科書に載っていることがすべて正しいとは限らないというお話を聞いて、常に疑問を持ち続けながら勉強に取り組んでいきたいと感じました。今回の研究室見学で自分の視野を広げることができたので非常に良い体験となりました。【２年理系女子】
|