校 長 挨 拶　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

第39代校長　　庄山　健一

「文化の香り高い校風　品格に富む生徒の育成」

　福岡中央高等学校のホームページにアクセスしていただき、ありがとうございます。また、平素より本校の教育活動に御理解・御協力を賜り感謝申し上げます。

この度４月の人事異動で武蔵台高校より転任してまいりました庄山健一と申します。私事ではございますが、福岡中央高校はとても縁がある学校で、平成１７年度から７年間教諭、１年間主幹教諭として教壇に立っておりました。３年間行政職を経験したのち、平成２８年度に教頭として赴任し３年間勤務し、今回は５年ぶり３回目の赴任となり、通算１２年目の福岡中央高校での勤務となります。どうぞよろしくお願いいたします。

本校は明治３１年に「福岡市立福岡高等女学校」として開校し、明治４１年に「福岡県立福岡高等女学校」となり、戦後の学制改革により昭和２４年に男女共学の「福岡県立福岡中央高等学校」になりました。

今年で創立１２６年目を迎え、明治・大正・昭和・平成・令和と五代の長きに亘り落ち着いた学校文化を継承・発展させ、校是にあるように「文化の香り高い校風と品格に富む生徒の育成」を実践してきました。現在までで卒業生は３万７千人を超え、福岡県でも有数の伝統校です。

卒業生の進路実績も年々向上しており、本年度は国公立大学１４２名、九州大学１１名(うち歯学部1名)、大阪大学１名、私立大学では早稲田大学５名、西南学院大学２５８名、福岡大学４５５名と素晴らしい結果を残して巣立っていきました。今年の３年生も先輩たちに続いてくれるものと信じております。

５年ぶりの福岡中央高校でまず感じたことは、在校生の素晴らしい美術作品が校内に飾ってあることです。それまでも卒業生の作品は校内に溢れていましたが、数年前に「美術」の授業を開設したことにより、中央生の才能が開花したのではないかと思います。学校にお立ち寄りの際にはぜひ鑑賞していただければと思います。また、以前と変わってないこともあります。それは生徒の「校門での一礼」と挨拶をする際の「静止礼」です。生徒の「品格」のある行動を目にすると福岡中央高校に帰ってきたなと実感する次第です。本校の校是は「文化の香り高い校風　品格に富む生徒の育成」です。高等女学校時代から先輩方が築いてこられた伝統が現在の中央生にも受け継がれています。